オーストラリアワーホリからニュージーランドワーホリへ切り替えた理由
31歳、最後のチャンス
「ワーホリは31歳まで」
この年齢制限が、私の背中を押しました。
彼女と2人で過ごしていたオーストラリアでの生活は本当に充実していて、シティジョブやファームジョブ、ロードトリップまで経験しました。
正直、このままセカンドビザを取ってもう1年過ごすのも十分魅力的でした。
でも、心のどこかで「同じ国で2年過ごすより、違う国に飛び込んでみたい」という気持ちが膨らんでいきました。
そうなんです。
もともと旅人気質である僕は、新しい土地への魅力が高まっていっていました。
オーストラリアで過ごした日々

メルボルンではジャパレスで働き、休みの日は毎日のように「今日はどのカフェに行こうか」と話すシティライフ。
NSW・アーミデールでのファームでは、集団生活の中で、仲間と一緒に働き、さまざまな人生観を知ることできました。
QLDのファームでは、夕焼けに染まる広大な畑を眺めながら「こんな景色を毎日見られるなんて」と心が震えました。

そしてロードトリップ。真っ赤な大地の広がるアウトバック、星が降ってきそうな夜空、大自然の絶景。
オーストラリアは初めての海外での生活の驚きと、世界の広さを感じさせてくれた国でした。
野生のカンガルーにもたくさん会えて、野生のコアラにも会えて、
自分の中でかなり満足できた一年だったと感じます。
そして、次は別の舞台で挑戦したい。
そう考え、大自然が溢れる国、けどオーストラリアとは違う国『ニュージーランド』を選びました。
ニュージーランドワーホリの準備ステップ

ビザ申請(日本人は無料でできる驚き)
NZワーホリビザの申請は、正直とてもシンプルでした。
「え、本当にこれでできたの?」と思うほど。
しかも日本人は申請料が無料です。
しかも、僕の場合は申請から4日程で承認メールが届きました。
「ニュージーランドでの生活が始まる」と胸が高鳴りました。
ビザの申請についてはこちらの記事も参考にしてみてください!
航空券と渡航準備
オーストラリアからニュージーランドまでは飛行機で数時間。
LCCの格安チケットを手にした瞬間、距離以上に「すぐそこに新しい世界がある」ことを実感しました。
荷物をまとめながら、オーストラリアでの1年間を振り返り、
「また一から生活をつくるのか」と不安もありましたが、それ以上に「次はどんな景色が待っているんだろう」というワクワクが大きかったです。
また、渡航24時間前からは、入国税関申告がオンラインで可能です。
ニュージーランドは環境を大切にしている国なので、食べ物の申告などをしっかり行う必要があります。
オンラインでの申請も10分ほどで完了したので、飛行機の中で紙をかいて申告をするより便利だと感じました。
そして、旅が好きな人で、少しでも安く航空券を取りたい方は、チケット予約サイトを利用してみてください!
僕は、公式サイトより1万円以上安くチケットを取ることができました!
最短5分で予約!会員登録不要!海外航空券予約はskyticket.jp!
仕事探し(バックパッカーボードとFacebook)
オーストラリアでは到着後からレジュメを配り始めていましたが、今回は入国前から仕事を探しました。
BackpackerBoardで求人を検索し、Facebookグループに入り、現地の情報を集めてメッセージを送りました。
そして、無事オンラインでのジョブインタビューを行い、2人揃ってNZでの仕事をゲットすることができました。
ニュージーランドで仕事を探す際に便利なサイト!
・BackpackerBoard https://www.backpackerboard.co.nz
・Facebookグループ
銀行口座(BNZ)の作成とIRDナンバーの取得
オーストラリアで使っていたNABとつながりのあるBNZに仮登録をし、到着後に正式に口座を開設しました。申請自体も難しくなく、仮登録も、正式な解説もスムーズに行うことができました。
また、作成後は働くために必要なIRDナンバーの取得。
日本でいうマイナンバー的なものです。
こちらもオンラインで申請が可能で、申請した数時間後にはメールでIRDナンバーを取得することができました。
免許証翻訳とAAでの切り替え
車社会のニュージーランドでは免許が欠かせません。
日本の免許証は免許証と翻訳があれば1年間は運転できるのですが、スムーズに車を購入できたり、身分証の代わりになることから免許を切り替えることにしました。
申請に関して必要な書類はいくつかありますが、書類さえきちんとあれば取得が可能です。
その場で、仮免許を受け取り、その後2週間ほどで送付されてきたら無事免許取得となります!
僕が利用したのがQEEQというレンタカーの会社が実施していた翻訳サービスです。
オンラインで申請可能な点と、期間限定の無料キャンペーンをしていたので、
安心して利用することができました。
入国後の手続きと最初の一日
オークランド空港に到着して、最初に取りかかったのはSIMカードの契約でした。
やはり生活のスタートに欠かせないのは「通信環境」と「電話番号」です。
ニュージーランドには代表的な携帯キャリアがいくつかあります。
- Spark(スパーク):国内最大手で、都市部から地方まで安定した通信網。
- One NZ(旧 Vodafone):利用者が多く、観光地や都市で使いやすい。
- 2degrees(ツーディグリーズ):比較的安価で、若い世代やワーホリ勢に人気。
私は空港のカウンターでSparkを選びました。
プラン内容や料金をスタッフと確認し、Esimでの契約にしました。その場で設定してもらい、すぐにネットがつながり、ニュージーランドの電話番号をゲットできました。
車の購入(出会いも旅の一部)

決まった職場が車がないとアクセスが困難な場所だったため、オーストラリアにいる間から車を探し始めました。
Facebookグループで知り合った人と待ち合わせ、実際に会って試乗。
じっくり確認したのち、「この車なら旅も仕事も問題ない」と購入を決め、AAで名義変更と保険を済ませました。
これで無事1年間の旅をともにする相棒をゲットです!
今回僕が探した車の条件は以下の条件でした。
・走行距離20万キロ以下
・4WD
・WOF・regoが半年以上残っている車
ちなみに、ロードサービスはAA 保険はCOVEという会社にしました!
ニュージーランドワーホリでの暮らしと期待

大自然の中で暮らすということ
ニュージーランドは、都市と自然の距離がとても近い国です。
シティに住んでいても、数時間車を走らせれば大自然に出会える。
オーストラリアで「広さ」に圧倒された自分にとって、NZは「濃さ」に圧倒される国になるだろうと感じています。
さらに北島と南島では表情が違うというのもこの国の特徴です!
小さいけどたくさんの顔を持つニュージーランドを楽しみたいと思います!
「最後のワーホリ」をどう過ごすか
これは私にとって本当に最後のワーホリ。
二度と戻ってこないこの1年を、ただ仕事をこなすだけでなく、旅をし、文化を学び、人と出会う時間にしたいと思っています。
さらに、この後の帰国後の生活の基盤を整えておくのもこの1年の目標です!
今後も自由な人生を送るために濃い1年にしていきたいと思います。
まとめ|オーストラリアからNZへ、次の一歩を踏み出す旅人へ
オーストラリアワーホリを終えてニュージーランドに来るという選択は、勇気のいる決断でした。
そのままの生活を継続した方が楽だったかもしれません。けど新しい決断は新しい出会いの始まりです。
ワーホリは年齢制限のある制度だからこそ、今できる選択を大事にしてほしい。
これからNZワーホリを考える人に、少しでも参考になれば嬉しいです。