「海外旅行に行きたいけど費用が心配…」そんな方に向けて、低予算で旅行を楽しむコツを筆者の実体験を基に紹介します。
旅行の時期や航空券の取り方、宿泊先の選び方を工夫するだけで、同じ行き先でも数万円以上節約できることがあります。
この記事では、そのポイントをわかりやすく解説!
ほんの少しの知識で、あなたの旅がぐっと身近になります。
旅行のタイミング

日本から旅行に行く際、お正月やゴールデンウィーク、お盆、年末は航空券の価格が上昇しますが、ゴールデンウィークやお盆は日本独自の文化で、海外の国にとっては祝日ではありません。
ヨーロッパの場合はクリスマスが近づくにつれ、航空券の価格が上昇する傾向があったり、出発地の日本だけでなく、目的地のシーズンも確認しておくとベストなタイミングで低価格な旅行が実現します。
旅行先のシーズンを調べる
ヨーロッパのクリスマスを例に挙げましたが、アジアの国は旧正月の影響を受ける国が複数あります。
旧正月は毎年時期が前後しますが、1月21日〜2月20日の間で7日程度の連休が設けられます。
中国本土
台湾
香港
マカオ
ベトナム
シンガポール
マレーシア
インドネシア
韓国
などの国は旧正月の影響で航空券の値段が上昇する可能性が高いです。
目的地によって、このように日本にはない大型連休が設定されている場合があるので、旅行先の下調べで予算を削減できるかもしれません。
予算だけを気にして旅行先を選ぶと、安くても雨季に当たってしまい十分に旅行を楽しめない可能性もあります。
航空券の価格はもちろん重要ですが、雨季や乾季、その土地のベストシーズンをチェックして航空券を予約しましょう。
日本が冬の時期におすすめの東南アジアおすすめ渡航先はこちら
航空券を安く取る方法と注意点

旅行の予算を大きく占める支出の1つが航空券ですが、以下の2つのポイントを抑えておけば低予算で旅行に行くことができます。
予約時期や旅行先のシーズンも航空券の価格に影響しますが、それだけでなくチケットの取り方も重要です。
アプリと公式サイトを確認
航空券の予約はTrip.comやBooking.comなどの旅行サイトを使う、もしくは航空会社の公式サイトから予約する方法が一般的ですが、低価格を追求するならできる限り比較を行いましょう。
同じ日程、同じ便でも予約サイトによって値段が変動するので地道な比較は必須です。
経由地ごとのチケットをチェック
近場であれば、航空券の価格を抑える方法も限られますが、距離が遠くなれば違う方法で工夫して価格を抑えることができます。
日本からヨーロッパに行く場合、直行便があるケースもありますが、シンガポール経由やカタール経由、トルコ経由など様々な選択肢があります。
そこで、どのルートが最も安いか、そしてそれぞれの航空券を別々に取ったら値段に変動はあるのかを調べてみると価格に差が生じることがあります。
航空券を別々に取る方法は中級〜上級者向け。
遅延などで次の便に間に合わない際は自己責任となってしまうので、時間に余裕を持って計画するようにしましょう。
例:AからCに行く航空券の場合、A-B-Cのセットでチケットを購入すればA-B間が遅延してもB-C間は代替の便を無償で用意してもらえます。
しかしA-B/B-C別々で購入してA-B間が遅延した場合、B-C間の無償代替は保証されないのでご注意ください。
知っておくべき宿泊先のタイプ

航空券の次に予算を占める宿泊先ですが、ドミトリーやゲストハウスを利用すれば予算を大幅に抑えることができます。
ここでは、それぞれの宿泊先の特徴や探し方を解説します。
ドミトリーなら最安を見つけられる
最安で泊まりたい、寝ることができればいいという方は迷わずドミトリーを選びましょう。
ドミトリーとは複数の2段ベットが設置されている大部屋のことで、トイレやシャワーは共有となります。
ドミトリーは現地で探すこともできますが、エクスペディアやブッキングドットコムといった宿泊予約サイトから探すことができます。
ドミトリーはセキュリティ面が気になるのも正直な意見です。
ロッカーが設置されていることが多いので南京錠などの鍵をいくつか持っておくと安全対策も抜群です。
ゲストハウスで自炊して食費をセーブ
民泊やゲストハウスを利用して快適かつ低価格な宿泊も実現できます。
最近では宿泊施設マッチングサービスのAirbnbがその代名詞としても知られていますが、プライベートスペースが確保できる上に共有のキッチンなども利用できるので、自炊ができるのも魅力的です。
ゲストハウスもドミトリーも予約前にレビューをチェックして低予算かつハイクオリティーな宿泊先を選んでみてください。
まとめ
今回は低予算で旅行を楽しむためのポイントをタイミング・航空券・宿泊先に分けて紹介しましたが、バランスも大切です。
例えば、抑えるために航空券を予約したら、乗り換えで1泊する必要があり、宿泊費がかさむという実体験もあります。
目先の価格だけでなく、最終的な予算を考えて価格と快適さのバランスが取れた旅行も意識してみてください。