群馬・草津温泉でローカル体験|公衆浴場めぐりと温泉マナー入門

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【Webライター・旅人・フォトグラファー】
2022年10月〜2024年3月:
車中泊で47都道府県制覇!旅をしながら300名以上の笑顔を撮影!
2024年9月〜現在:オーストラリアで生活中

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草津温泉の魅力

群馬県の草津温泉は、日本三名泉のひとつとして古くから愛されてきました。

標高1200mの自然豊かな地に広がる温泉街は、湯畑を中心に広がり、年間を通して観光客でにぎわいます。

温泉宿や旅館、大型ホテルはもちろんのこと、地元の人々が日常的に利用する共同浴場(公衆浴場)が数多く残されているのが草津の特徴です。

また、草津温泉は「恋の病以外治せない病はない」とも言われるほど、薬湯としても有名です。

旅行者にとって観光施設での入浴も魅力ですが、あえて共同浴場に足を運ぶことで、地元の人と自然に交流できる草津ならではの旅体験が生まれます。

お湯に浸かりながら「熱いね」「どこから来たの?」といった言葉を交わせば、それだけで旅がぐっと豊かになるのです。


草津温泉の無料で入れる公衆浴場一覧

草津町にはたくさんの共同浴場がありますが、観光客も利用できるのは一部です。

ここでは特にアクセスが良く、地元の人との交流が生まれやすい3つの浴場を紹介します。

白旗の湯|草津のシンボル的共同湯

湯畑のすぐ隣にある「白旗の湯」は、草津温泉の象徴的な共同浴場。

白旗源泉を引き込んでおり、熱めのお湯が特徴です。木造の浴槽は趣があり、観光客も多く訪れるため、地元の人と観光客が自然に混ざり合う場になっています。

ここの公衆浴場は建物から歴史を感じることができるので、僕も大好きな場所です!

「熱いですね」「どれくらい入っていられるんですか?」といった会話から、地元の人が温泉の入り方やおすすめの観光スポットを教えてくれることもあります。

白旗の湯 の詳細情報

  • 住所:群馬県吾妻郡草津町草津甲417-1
  • 営業時間:5:00〜23:00(清掃時間あり)
  • 料金:無料
  • アクセス:草津温泉バスターミナルから徒歩5分
  • 公式サイト:草津温泉観光協会 白旗の湯

地蔵の湯|静かで落ち着いた雰囲気

地蔵源泉を利用した「地蔵の湯」は、湯畑から徒歩3分ほどの小ぢんまりとした浴場です。館内には足湯や飲泉所もあり、観光客が立ち寄りやすいスポットでもあります。

お風呂は小さい分、入浴する人数も限られるため、地元の方と自然に顔を合わせやすいのが特徴。朝や夕方など混雑を避けた時間に訪れると、常連さんとの会話が生まれやすいでしょう。

地蔵の湯 の詳細情報

  • 住所:群馬県吾妻郡草津町草津甲437
  • 営業時間:8:00〜22:00
  • 料金:無料
  • アクセス:湯畑から徒歩3分
  • 公式サイト:草津温泉観光協会 地蔵の湯

千代の湯|時間湯文化が残る共同浴場

湯畑の近くに位置する「千代の湯」は、古くから地元の人々に親しまれてきた小さな共同浴場です。お湯は湯畑源泉を引いており、熱めでパンチのある泉質。施設は非常に簡素ですが、それがかえって地域の日常を感じられるポイントでもあります。

ここではかつて、草津名物の「時間湯」が行われていました。入浴法を指導する湯長がいて、一定時間熱い湯に浸かることで湯治効果を高めるという独自の文化です。現在はその名残を感じることができ、温泉の歴史に興味がある人におすすめ。

千代の湯 の詳細情報

  • 住所:群馬県吾妻郡草津町草津367-4
  • 営業時間:6:00〜23:00(清掃時間あり)
  • 料金:無料
  • アクセス:湯畑から徒歩2分
  • 参考:ゆる〜と 千代の湯


草津の共同浴場で守りたいマナー

草津の公衆浴場は、地元の人が生活の一部として利用している場所です。観光客も歓迎されていますが、以下のマナーを守ることで、快く受け入れてもらえます。

  1. かけ湯をしてから入る
    → 草津の湯は熱めなので、かけ湯で体を慣らしてから。
  2. タオルを湯船に入れない
    → 湯を清潔に保つため、必ず守りたいマナー。
  3. 長湯しすぎない
    → 湯船は小さめなので、譲り合いの気持ちを持つ。
  4. 声のボリュームを控えめに
    → 地元の方は静かに入浴することが多い。
  5. 簡単な挨拶をする
    → 「こんにちは」「お先に失礼します」などの一言で、場の雰囲気が和みます。

草津温泉で交流を楽しむ旅

共同浴場はただお湯に浸かるだけでなく、人との出会いの場です。常連さんからは「この源泉は腰にいいよ」「この後はあの蕎麦屋に行くといい」など、ガイドブックには載っていない情報を教えてもらえることもしばしば。

観光地としての草津を楽しむだけでなく、地元の人々と同じ空間で温泉に浸かることで、より深く地域を感じられる旅になるでしょう。


まとめ

草津温泉を訪れるなら、宿泊施設の大浴場だけでなく、公衆浴場にも足を運んでみてください。

湯畑を囲む「白旗の湯」、落ち着いた雰囲気の「地蔵の湯」、歴史を感じる「千代の湯」。いずれも草津の文化を体感でき、地元の人々との交流が生まれる特別な場所です。

温泉の熱さに驚きながら、「熱いですね」と笑い合うひととき。
そんな小さな会話が旅の一番の思い出になるかもしれません。

出会いを楽しみたい方は、ぜひ草津温泉行ってみてください!

【Webライター・旅人・フォトグラファー】
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