車中泊って実際どう?|日本一周した僕のリアルな感想と工夫まとめ

旅のガイド

この記事はこんな人におすすめ!

  • 車中泊旅に憧れているけど、実際どんな感じか知りたい人
  • ホテル代を抑えて旅を続けたい人
  • 日本一周や長期旅行に興味がある人
  • フリーランスやノマド的な働き方に憧れている人
  • 車中泊を通じて、自分の「暮らし方」や「生き方」を見つめ直したい人

僕の旅は「車中泊 × 日本一周」から始まった

はじめまして、KOHEIです。
かつては地元・三重県で社会福祉士として働き、高齢者の相談援助を行いながら、田舎で静かな暮らしを楽しんでいました。
でも心の奥では、ずっと「日本一周してみたい」という夢がくすぶっていて…。

思い切って仕事を辞め、車中泊をしながら日本一周の旅へ
当初の予定は半年程度だったのに、気がつけば1年5ヶ月、47都道府県制覇の旅になっていました。

この旅で使っていたのは「HONDA VEZEL」。
SUVだけど、後部座席を倒すとフラットになる構造だったので、自作で板を敷き、棚や小さなテーブルもDIY。
まるで小さな秘密基地のような空間ができあがり、どこでも寝泊まりできる旅の相棒になってくれました。


よくある疑問①:どこで寝てたの?

寝泊まりしていたのは主に以下のような場所です:

  • 全国の「道の駅」
  • 公園の駐車場
  • 人が少ない海辺や山の麓のパーキング

大事なポイントは、「トイレがあるかどうか」
夜中でも明かりがある場所の方が安心だし、朝もスムーズに支度ができます。

また、静かすぎる場所よりも適度に車の出入りがある場所の方が逆に安心できたりします(これは意外と多くの車中泊旅人が同意してくれるポイント)。


よくある疑問②:寝るって快適?寒さや暑さは?

正直に言います。最初はキツかったです。笑
車の中は意外と狭いし、姿勢も限られる。腰も痛くなって、寝る前、起きた後の準備も大変!

でも、慣れます。笑

🔥 夏の工夫

  • そもそも暑い地域には行かない
  • 高原や長野方面に逃げて避暑
  • 窓用網戸とUSB扇風機で通気確保

❄ 冬の工夫

  • 寝袋+毛布をダブルで使う
  • 結露対策で窓に断熱シートを貼る
  • 寝る前に温かい飲み物で体を内側から温める

そして、快活クラブのようなシャワー&仮眠施設は定期的に利用。
お風呂もゆっくり入れるし、洗濯・充電・ネット作業もできて、本当に助かりました。

冬の時期は各地の温泉地にある公衆浴場なども利用させていただいていました。


よくある疑問③:安全性とか、怖いことなかった?

「ひとりで車中泊って危なくないの?」とよく聞かれます。

答えは、場所選びと心構え次第でだいぶ違うということ。

  • 人気の道の駅やキャンプ場を選ぶ(人が多い方が安心)
  • スマホの電波が入る場所で泊まる(緊急時に対応可能)
  • 不安を感じたら、すぐに場所を変える勇気も必要です

実際、ぼくも何度か「ここはやめとこう…」と移動したことがあります。
自分の直感って、意外と大事なんです!


車中泊って、お金かからない?

家賃も宿代もかからない。
だけどその分、ガソリン代・食費・入浴代がかさみます。

ただ、これらも工夫次第でかなり抑えられます。

  • 温泉併設の道の駅を選ぶ
  • 食事は自炊 or スーパーの総菜中心
  • 長期滞在は「リゾバ」などで小休止&資金補給

結果として、月5〜7万円ほどの生活費で旅が成り立っていました。
「固定費がない」というのは、心の軽さにも直結します。


車中泊旅の“進化”|荷物は減って、気づきは増えた

最初は「とりあえず全部持っていこう!」と、車いっぱいに荷物を詰め込んでいました。
でも、日が経つにつれて気づきます。

「荷物が多いと、自由になれない」

寝床を整えるのに毎晩時間がかかる
探し物がすぐに見つからない
移動のたびにモノが崩れる・倒れる

そういったストレスを減らすために、後半はどんどんミニマル化。
最終的には**「3日分の衣類+カメラ機材+生活必需品」だけで快適に過ごせるように**なりました。


旅の途中で見つけた「新しい働き方」

旅を続けながら、「この暮らしを継続するにはどうすれば?」と真剣に考えるようになります。

そんなときに出会ったのが、Webライターという仕事でした。
最初は「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトから案件に挑戦し、記事執筆やSNS投稿代行などを請け負うことで、少しずつ旅資金を得ていきました。

📌 クラウドワークスはこちら(外部サイト)
ライター初心者にも親切な案件が多く、ぼくのように「どこでも働きたい」人にはぴったりの第一歩でした。


旅の魅力は、景色より「人」

道の駅で出会った親切なおばちゃん
離島のキャンプ場で夜遅くまで語り合った旅人
SNSでつながって、現地で会ってご飯を食べた人たち

車中泊旅では、誰かの優しさに何度も救われました。

あのときの温かいお茶、少し分けてくれた地元のおにぎり。
そんな小さなやりとりが、旅の思い出として今も心に残っています。


まとめ|車中泊旅で得たのは「自由」だけじゃなかった

車中泊って、ただの節約旅じゃありません。
それは、『自分と向き合いながら暮らす“学びの時間”』でもあります。

  • 自分が「本当に必要としているもの」
  • 快適さと自由のバランス
  • 出会いと別れの大切さ
  • そして、「選ぶこと」の連続

不安もあるけど、その分、生きてる実感がある。
それが、ぼくが旅で得た最大の宝物です。


🚗 これから車中泊旅を始めようと思っているあなたへ。
まずは「やってみたい」と思ったその気持ちを大切にしてください。

KOPPICでは今後も、旅・写真・自由な生き方について、リアルな言葉で発信していきます。
もしよければ、また読みにきてくださいね。

Webライター・旅人・フォトグラファー

2022年10月〜2024年3月:
車中泊で47都道府県制覇!旅をしながら300名以上の笑顔を撮影!
2024年9月〜現在:オーストラリアで生活中

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