夏の車中泊で意外と悩まされるのが「虫問題」。窓を開ければ虫が入り、閉めれば暑くて眠れない…。そんなジレンマを解消するために、この記事では実際に車中泊旅で効果のあった“虫対策グッズ”と使い方の工夫を紹介します。虫を寄せ付けない快適空間を整えて、夏の夜をぐっすり過ごしましょう。
✅ なぜ夏の車中泊は虫が多いの?

- 高温多湿な気候で虫が活発化する
- 照明やスマホの光に引き寄せられる
- 窓を開けたまま寝ることで侵入リスクが増加
特に水場・草むら・森の近くでは蚊や羽虫が多く発生するため、虫が少ない駐車場所を選ぶことも重要です。また、車内に飲食物を放置すると小さな虫やゴキブリの原因になることもあるため、衛生管理も意外と見落とせないポイントです。
🛠 虫を寄せ付けない“快適車中泊空間”の基本
1. 駐車場所を選ぶ段階で対策する
- 水辺・川沿い・雑草の多い場所は避ける
- アスファルトや砂利が敷かれた場所が理想
- 明かりが少なく、風通しのある場所を選ぶと◎
2. 窓を開けるなら「網戸」は必須
- 車用の網戸や防虫ネットを活用し、自然な風を取り込みながら虫の侵入を防ぐ
- 吸盤式・マグネット式・差し込み式など、車種に応じたタイプを選ぼう
- 自作派は、100均の虫よけネット+マグネットテープでDIY可能
🔍 おすすめ虫対策グッズ7選
① 【車用防虫ネット】(例:QUICKCAMP 防虫メッシュ)
→ スライドドアやバックドア用にぴったり。車種専用設計もある。吸気しながら虫を遮断できる必須アイテム。
② 【吊り下げ型虫よけグッズ】(例:アース 虫よけパワーバリア)
→ 車内やドア付近に設置して虫をブロック。風で香りが広がり、車内全体に拡散する。
③ 【虫よけスプレー】(例:スキンベープ プレミアム)
→ 寝る前に手足や首周りに使用。ディートフリーの優しいタイプを選ぶと安心。衣類にスプレーできるタイプも◎。
④ 【蚊取り線香 or ノーマット】(例:パワー森林香)
→ 網戸から漏れた虫に対応。車外で使用するタイプも◎。パワー森林香は野外用で効果が強く、キャンプや山間部でもおすすめ。
⑤ 【LEDランタン(虫が寄りにくい色温度)】
→ 虫は白色光(5000K以上)に寄ってくるため、3000K以下の暖色LEDを選ぶと虫が集まりにくい。調光機能があればより便利。
⑥ 【アロマディフューザー+虫よけ精油(シトロネラ等)】
→ リラックスと防虫を同時に叶える。USB式の小型タイプと天然精油の組み合わせが好相性。
⑦ 【冷感インナー+虫よけスプレーのW使い】
→ 汗をかくと蚊が寄りやすいため、吸汗速乾性のあるインナーと防虫成分の併用で防御力UP。首元や足首の露出対策も重要。
🛏 虫が少ない夜をつくるためのルーティン例
- 場所選び:水辺や草むらを避け、風通しのある場所へ。事前にGoogleマップの航空写真で周辺環境をチェックするのも◎
- 設営:網戸を装着し、窓を開けて通気を確保。明かりを点ける前に虫よけ設置を済ませておく
- 虫よけグッズ配置:吊り下げ式・アロマ・LEDを組み合わせて立体的に配置
- 体の防御:寝る前にスプレー&冷感ウェアで快適に。布団に虫除けスプレーを軽くかけるのも効果的
- 緊急時対応:蚊取り線香や電撃ラケットを常備し、万が一侵入した虫にも即対応できるようにする
🗒 まとめ|虫対策で“車中泊の質”は大きく変わる
虫対策は「どれだけ眠れるか=旅の満足度」を左右する大切な準備です。
快適に過ごすためには、道具だけでなく環境選び・習慣の工夫も大切です。虫に悩まされない夜を手に入れて、夏の車中泊をもっと心地よく楽しみましょう。
特に初心者の方は、“暑さ”ばかりに目が向きがちですが、「虫対策」こそが睡眠の質を大きく左右します。
あらかじめ準備し、安心して夜を迎えられる体制を整えておきましょう。
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