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【初心者向け】車中泊で意外と困ること5選とその解決法|体験から学んだリアルな話

車中泊
車中泊

はじめに

「車中泊って自由で気軽に旅ができる!」

そう思って始めてみたものの、実際にやってみると「え、こんなこと困るの!?」という場面に何度も出会いました。

この記事では、筆者が実際に日本一周の車中泊旅を通じて感じた「初心者がつまずきやすいポイント」と「その解決法」をリアルにお届けします。

車中泊に興味がある方、これから挑戦したいと思っている方の不安を少しでも減らせたら嬉しいです!


困りごと①:寝つけない&睡眠の質が悪い

原因:車内の狭さ、平らでない場所、外からの視線、音や明かりなどが原因でリラックスできない

解決法

  • マットと枕は旅の快適さを左右する最重要アイテム。
    筆者は登山用の「NEMO」のエアマットを使用。軽量かつ厚みがあり、地面の凹凸を感じにくい。
  • 枕はエアタイプではなく、タオルと組み合わせた低反発クッションがおすすめ。
  • 車内を水平に保つ工夫(駐車の際に斜めになっていたら真っ直ぐ止まれる場所を探す)
  • サンシェードやカーテンで光と視線をカット
  • 耳栓&アイマスクで環境を遮断

💡ポイント:”車中泊=狭い布団生活”ではなく、“快眠空間を作る工夫”が鍵


困りごと②:夏は暑くて、冬は寒すぎる

原因:車内は外気温の影響を直に受けやすく、エンジンを切るとすぐに温度変化がある

解決法

  • 夏は暑い地域を避けるのも大切。筆者は長野県の標高が高い場所へ避暑することが多かった
  • USB扇風機+網戸+遮熱シートで風通しと断熱を両立
  • 冬はモンベルの寝袋に加え、上から毛布をかけて保温。
  • 電気毛布(ポータブル電源併用)も寒冷地では重宝した
  • 服装は重ね着で体温調節。フリースとダウンは季節問わず常備

💡ポイント温度管理=道具+服装+空気の流れの三本柱


困りごと③:夜間のトイレ問題

原因:近くにトイレがあるとは限らない/道の駅やPAも夜間は閉鎖されることも

解決法

  • トイレ付きのスポット(道の駅、24hスーパー、温泉施設など)を事前にGoogleマップで保存
  • 非常用として携帯用の「折りたたみポータブルトイレ(100均の簡易型)」を車内に常備

💡ポイント不安が減ると車中泊はもっとリラックスできる


困りごと④:ごはんの準備が面倒/洗い物ができない

原因:車内では火が使えない/水場がない/食器を洗う場所に困る

解決法

  • ワンプレート系・手で食べられるおかずを事前に用意(サンドイッチやおにぎり)
  • ふりかけパスタなど、加熱不要・洗い物不要のレシピが便利(詳しくはこちらの記事をご覧ください)
  • 100均の紙皿・割り箸・ラップで「洗わなくていい食事」に
  • クーラーボックス&保冷剤で保存性を確保

💡ポイント「洗わなくていい」は旅の継続力を支える


困りごと⑤:朝、周囲の音や人で早く目が覚めてしまう

原因:場所によっては朝6時頃から人や車が動き出す

解決法

  • 前日に「朝が静かな場所」を下見する(例:山間部の道の駅、大通りから離れた小さな駐車場)
  • ただし、防犯の観点から「静かすぎる」場所は避けるのが安全
  • 朝日が直撃しない向きに車を停める
  • アイマスク&耳栓を併用(再登場!)

💡ポイント:場所選びも“翌朝の快適さ”を左右する大事な要素


実録:ある日の車中泊ルーティン

旅先での1日は、意外と地味で穏やかです。以下は、筆者が北海道で実際に過ごしたある夏の1日です:

  • 6:00 起床:朝日で自然に目覚める。
  • 6:30 朝食:コーヒーをいれて、パンを食べる。
  • 7:00 準備:道の駅などを利用して朝の準備
  • 10:00 移動開始:次の目的地へ出発。観光を楽しむ
  • 13:00 昼食:車内でパスタを作って軽く食事。
  • 15:00 散策/撮影:滝や森を歩きながら写真撮影。
  • 18:00 車中飯の準備:夕食を食べる。
  • 20:00 寝床セット/写真編集:寝袋とマットを準備し、車内で撮った写真の整理
  • 21:00 就寝:翌朝まで快眠。

こうして過ごす1日は、観光地をめぐる旅とはまた違う「暮らすような旅」

車中泊には、時間に縛られず自然の流れとともに動ける自由があります。


忘れられない“あの夜”|車中泊がつらかった瞬間と、乗り越えた方法

暑い夏の日、なかなか寝付けなかった夜のこと。

「少しでも涼しくなれば」と思い、思い切って窓を開けた瞬間、ぷ〜んと飛び込んできたのは…無数の蚊たちでした。

耳元で鳴る羽音、止まらないかゆみ、そして眠れないまま夜が更けていく。
 「虫対策、もっとちゃんと考えておけばよかった…」と反省した夜でした。

その経験から、筆者が取り入れた対策はこちら:

  • 窓にぴったりはまる自作の虫除けネット(100均素材で作成)
  • 寝る前にワンプッシュの虫除けスプレーを使用(手軽で即効性あり)
  • 扇風機の風で虫の侵入をブロック(意外と効果あり)

ちょっとした油断が、旅の質を大きく左右することもある

そんな学びをくれた、忘れられない一夜です。


おわりに|快適な車中泊は「準備」と「工夫」次第

車中泊はたしかに不便なこともあります。
けれど、ちょっとした準備と工夫で、その不便さすら旅の楽しみに変えられると思います。

今回紹介した困りごとや工夫は、すべて筆者が旅を重ねてきたなかで“失敗から学んだ知恵”です。

誰かの役に立つことを願って、これからもリアルな旅の記録を発信していきます。

🗒 まとめ

  • 寝具と遮光・遮音対策で“快眠環境”を整える
  • 気温・トイレ・食事は「道具+場所選び+予測」がカギ
  • 自分のペースで過ごせる旅が車中泊の醍醐味

あなたらしい旅スタイルを、ぜひ見つけてください。

【Webライター・旅人・フォトグラファー】
2022年10月〜2024年3月:
車中泊で47都道府県制覇!旅をしながら300名以上の笑顔を撮影!
2024年9月〜現在:オーストラリアで生活中

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