はじめての車中泊旅|自由に楽しむための始め方&基本ガイド

旅のガイド

🚩この記事はこんな人におすすめ!

  • 車中泊旅に興味があるけれど、何から始めればいいか分からない
  • 少ない予算で日本をもっと自由に旅してみたい
  • キャンピングカーではなく、手持ちの車で挑戦してみたい
  • 自然の中で過ごす「非日常」を味わいたい
  • はじめての車中泊旅での注意点やリアルな工夫を知りたい

車中泊旅の魅力とは?

車中泊最大の魅力は、圧倒的な自由さです。

ホテルや宿の予約に縛られることなく、行きたいときに行き、気が向いたら好きな場所で夜を過ごす。
そんな”気ままな旅”を可能にするのが、車中泊スタイルです。

ぼく自身、車中泊で1年5ヶ月かけて日本一周を達成しましたが、
朝起きるたびに違う風景を見られる日々は、何にも代えがたい贅沢でした。

また、宿泊費がかからないので、旅の予算を抑えられるのも大きなメリット。
浮いた分で、ご当地グルメを食べたり、アクティビティに挑戦したりと、旅そのものをより豊かに楽しめます。


最低限そろえたい車中泊装備

「車中泊旅=特別な装備が必要」だと思うかもしれません。
でも、実はそんなにハードルは高くありません。

🔹寝具
最低限、寝られる環境が必要です。
・キャンプ用のマットやエアーマット
・寝袋 or 毛布

ぼくは車内をフルフラットに改造し、快適に寝られるようにしていました。

🔹目隠し(シェード)
プライバシー確保はもちろん、
夏の強い日差しや、冬の冷気を遮る役割も。
アルミシートや専用カーテンがあると◎。

🔹ライト
車内用LEDランタンや小型の懐中電灯。
夜間でも手元が見えるだけで、快適さが大きく変わります。

🔹ポータブル電源(あれば最高)
スマホやカメラ、PCの充電に便利。
ただし、最初はモバイルバッテリーでも十分スタート可能!

🔹温度調整グッズ
夏:小型扇風機や冷感タオル
冬:湯たんぽやインナーシュラフ(重ね着も有効)

💡最初は「最低限寝られる+安全に過ごせる」が揃えばOK。
完璧を目指さず、旅をしながらアップデートしていけばいいんです。


安全&快適な駐車スポット選びのコツ

「どこで寝るか」は、車中泊旅の大事なポイント。
おすすめスポットと選び方のコツをまとめます。

道の駅
全国に約1200ヵ所あり、24時間トイレが使える場所が多い。初心者におすすめ。
ただし、場所によっては車中泊が禁止の道の駅もあるので、ルールを守って利用してください。

公園や無料キャンプ場(ルール確認必須)
自然の中で静かな夜を過ごしたいなら◎。

選び方のポイント

  • トイレが近い場所
  • 明るすぎず、暗すぎない場所(防犯対策)
  • 他に車中泊している車がいると安心
  • エンジン音や騒音が少ない場所

🚨注意点
最近は「車中泊禁止」の場所も増えています。
必ず、現地のルールを守ることが大切です!


🌅 実際の1日の流れ(リアルな車中泊旅)

ぼくが日本一周中に過ごしていた、1日のイメージを紹介します。

【朝】
早朝に目覚める。(太陽が登ってきたら起きていました。)
車内でコーヒーを沸かし、朝焼けを眺めながらゆっくりスタート。
寝袋を片付けて出発。

【午前中】
近くの観光地や絶景スポットをめぐる。

【昼】
軽く車内でごはん or 地元の名店でランチ。

【午後】
次の目的地に移動。道中、寄り道しながら気ままな旅。

【夕方】
シャワーのために快活クラブか、地元の公衆浴場などの入浴施設を利用。
トイレがある場所を探して車中泊スポットへ移動。
夕焼けを見ながら簡単な夕食づくり。

【夜】
ランタンの明かりの中で写真編集や作業。
静かな夜の空気を感じながら眠りにつく。


🚨 初心者が気をつけるべきポイントまとめ

  • 体調管理は最優先
    無理な長距離移動は避け、こまめに休憩。
  • 寒暖差に対応する準備をする
    高地や冬場は急激に冷え込むので要注意。
  • 荷物は“必要最低限”を意識する
    持ちすぎると車内が窮屈になり、ストレスに。
  • 防犯意識を持つ
    鍵の確認を徹底。夜間の無駄な外出は控える。
  • ゴミの管理とマナーを守る
    公共スペースを借りる意識で。ゴミは必ず持ち帰り!

【ロードマップ】車中泊旅を始めるまでの流れ

ここからは、実際に「車中泊旅を始めるまで」のステップを、チェックリスト形式でご紹介します!

□ 車を準備する
手持ちの車でOK?(フルフラットにできるか確認)
ない場合は、軽バン・SUVなどを検討
荷室を広げるDIY(板を敷く、棚をつけるなど)
💬 ワンポイント:まずは今ある車で試してみるのがオススメ!

□ 必要な装備をそろえる
マットレス or エアマットを準備
シーズンに応じた寝袋を用意
目隠しカーテン/サンシェードを取り付け
小型ランタン/モバイルバッテリーも必須
簡単なテーブル・椅子も便利
💬 ワンポイント:初期装備はシンプルで十分。使いながら揃えていけばOK!

□ 泊まる場所をリストアップする
道の駅・公園・サービスエリアをピックアップ
トイレが近いか?安全か?を必ず確認
可能なら「RVパーク」や「温泉併設施設」もリストに追加
💬 ワンポイント:夜間は静かな場所を選ぶと睡眠の質も◎!

□ マナーとルールを覚える
アイドリングストップ
ゴミは必ず持ち帰る
夜は静かに過ごす
不審な行動は絶対NG(特に人気のない場所では注意)
💬 ワンポイント:自分も他人も気持ちよく過ごせる工夫を!

□ まずは1泊2日の「お試し旅」に出る
自宅から近い道の駅や温泉地に1泊
旅装備・睡眠・食事・トイレ事情をチェック
失敗も楽しもう!
💬 ワンポイント:「最初から完璧」は目指さない。経験を積むことが大事!


🌟 小さな一歩から、自由な旅へ

最初は誰でも、不安な気持ちを抱えているもの。
「ちゃんと寝られるかな?」「トイレやシャワーはどうしよう?」
そんな悩みは、実際に動き出すと、意外となんとかなるものです。

ぼくも最初は不安でした。
でも、朝ごとに変わる景色、
たった一人で向き合う星空、
旅先で出会った人たちとの小さな交流。

その一つひとつが、日常では得られない宝物になりました。

大きな準備はいりません。
まずは、あなたの「行ってみたい場所」へ、小さな一歩を踏み出してみてください。

旅の形は、人それぞれ。
KOPPICは、これから旅を始めるすべての人を、心から応援しています。

🛻✨ Let’s start your journey!

Webライター・旅人・フォトグラファー

2022年10月〜2024年3月:
車中泊で47都道府県制覇!旅をしながら300名以上の笑顔を撮影!
2024年9月〜現在:オーストラリアで生活中

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