2026年の丙午(ひのえうま)に行きたい旅先8選|火伏せ・火まつり・馬の神事

旅のガイド
旅のガイド
ライター
kohei

2022年10月〜2024年3月、日本全国47都道府県を車中泊で巡る旅を実施。
旅の途中で出会った300名以上の人々の笑顔をカメラに収め、写真と言葉で「その人らしさ」を切り取ってきました。
現在はニュージーランドを拠点に活動中。
南半球の豊かな自然やローカルの暮らし、旅の中で出会う“心が動く瞬間”を、写真と文章で発信しています。

Follow
  1. はじめに|丙午は“怖い年”じゃなく、「火×馬」の年にしていい
    1. この記事を読むとわかること
    2. こんな人におすすめ
  2. 2026年の丙午とは?(まずここだけ整理)
    1. そもそも「干支(えと)」は、60年で一巡する“年の呼び名”
    2. 「丙」と「午」って何?|火と馬が重なるイメージ
  3. この旅のテーマは3つ|火伏せ・火まつり・馬の神事
  4. 早見表|丙午に行きたい旅先8選(時期・タイプ)
  5. 丙午の旅先おすすめ8選
    1. 1)京都|愛宕神社「千日詣り」:火伏せの総本社へ、夜の山を登る
    2. 2)京都|上賀茂神社「賀茂競馬(くらべうま)」:雅な装束で駆ける“馬の神事”
    3. 3)京都|藤森神社「駈馬(かけうま)神事」:迫力で“馬”を浴びる一日
    4. 4)三重|多度大社「上げ馬神事」:坂を駆け上がる馬に、祈りの緊張が宿る
    5. 5)静岡(浜松・天竜)|秋葉山本宮秋葉神社:火の年に、火まつりへ
    6. 6)和歌山|熊野那智大社「那智の火祭り」:水と火、両方を敬う
    7. 7)福岡(久留米)|大善寺玉垂宮「鬼夜」:年始に“火”で整える
    8. 8)京都|鞍馬の火祭:秋の終わりに、京都で“火”を締める
  6. 丙午旅の組み方|目的別モデルコース
    1. A)「馬の年」を最大化|5月の“馬神事”3日ルート(京都+三重)
    2. B)「火」を静かに受け取る|夏の夜・愛宕登拝(京都)
    3. C)「火」を派手に浴びる|冬の秋葉(静岡)
  7. よくある質問
  8. まとめ|2026年は、「火」と「馬」に会いに行こう

はじめに|丙午は“怖い年”じゃなく、「火×馬」の年にしていい

2026年は 丙午(ひのえうま)
丙午には、昔から迷信が語られてきた背景があります。

けれど旅の視点で見るなら、必要以上に怖がるよりも、

  • 火伏せ(火難除け)にお参りする
  • 火まつりの熱と光で心を整える
  • 馬の神事で背筋を伸ばす

そんなふうに、2026年を「火×馬」のテーマ旅ができるようにこの記事ではまとめていきます。

この記事を読むとわかること

  • 2026年の丙午(ひのえうま)を、迷信ではなく「文化体験の旅」として楽しむ考え方
  • 「火×馬」を軸にした、火伏せ(火難除け)/火まつり/馬の神事の違いと選び方
  • 2026年に行きたい、**丙午にちなんだ旅先(神社・祭り)**を時期別にまとめた一覧
  • 各スポットの住所・公式サイト・開催時期の目安(※直前確認が必要な理由も含む)
  • 混雑・撮影・安全面で気をつけたい、神事・祭りの旅の基本マナー

こんな人におすすめ

  • 「丙午」と聞いて少し不安だけど、前向きな過ごし方に切り替えたい人
  • 開運やスピリチュアルに寄りすぎず、文化としての神事・祭りを旅したい人
  • 火伏せ(火難除け)の神社にお参りして、暮らしの“火加減”を整えたい人
  • 火まつりの熱と光で、年の節目にリセットしたい人
  • 馬の神事(流鏑馬・駈馬・上げ馬など)の緊張感を、体で味わいたい人

2026年の丙午とは?(まずここだけ整理)

2026年は、干支(十干十二支)の組み合わせでいう 「丙午(ひのえうま)」 にあたります。
ここだけ先に押さえるなら、ポイントはこの3つです。

  • 丙午=「丙(ひのえ)」+「午(うま)」の組み合わせ
  • 十干(10)×十二支(12)=60通りなので、丙午は60年に一度めぐってくる
  • 直近の丙午は 1966年、次は 2086年(=2026年の60年後)

そもそも「干支(えと)」は、60年で一巡する“年の呼び名”

私たちが普段「辰年」「巳年」と呼ぶのは十二支(12種類)のほうですが、本来の干支は 十干(じっかん)と 十二支(じゅうにし) を順番に組み合わせて年を数える仕組みです。
この組み合わせは 60通り(六十干支) あり、60年で同じ組み合わせに戻ります。

つまり丙午は「珍しいレア年」というより、60年周期で巡ってくる、暦のひとコマです。

「丙」と「午」って何?|火と馬が重なるイメージ

  • 丙(ひのえ):十干のひとつで、読み方は「火の兄(ひのえ)」とされます 
  • 午(うま):十二支の「馬」にあたります(“午年”の午)

陰陽五行の考え方では、丙も午も「火」に配当されると説明されることが多く、そこから丙午は「火の性質が重なる年」というイメージで語られてきました。 
(※この記事では占いで断定するのではなく、文化的な“語られ方”として扱います)


この旅のテーマは3つ|火伏せ・火まつり・馬の神事

丙午を「不安」ではなく「文化」として楽しむため、選んだ基準はこの3つ。

  • 火伏せ:暮らしを守る祈り(静かに整う)
  • 火まつり:火で祓う・火に敬意を向ける(強くリセット)
  • 馬の神事:集中と身体感覚が戻る(背筋が伸びる)

早見表|丙午に行きたい旅先8選(時期・タイプ)

※日程は例年目安です。開催可否・時間・撮影可否は必ず公式発表を優先してください。

No旅先時期の目安タイプ旅の効能
1京都|愛宕神社(千日詣り)7月末〜8月初火伏せ夜の登拝で“静かに整う”
2京都|上賀茂神社(賀茂競馬)5月頃馬の神事“雅”の空気に背筋が伸びる
3京都|藤森神社(駈馬神事)5/5頃馬の神事迫力でスイッチが入る
4三重|多度大社(上げ馬神事)5月頃馬の神事登る馬の緊張感が残る
5静岡|秋葉山本宮秋葉神社(火まつり)12月中旬火まつり冬の火で“芯”が戻る
6和歌山|熊野那智大社(那智の火祭り)7/14頃火まつり水と火で浄化される感覚
7福岡|大善寺玉垂宮(鬼夜)1/7頃火まつり年始に火でリセット
8京都|鞍馬(鞍馬の火祭)10/22頃火まつり秋の終わりに“火で締める”

丙午の旅先おすすめ8選

1)京都|愛宕神社「千日詣り」:火伏せの総本社へ、夜の山を登る

京都・愛宕山の山頂に鎮座する愛宕神社は、火伏せの信仰で知られる存在です。
千日詣りの夜は、参道そのものが“祈りの時間”に変わります。

見どころ

  • 夜の山に増えていく灯りと提灯
  • 汗と木々の匂い、足音だけが響く静けさ
  • 山頂でふっと肩の力が抜ける感覚

旅の準備(必須)

  • ヘッドライト(スマホは予備)
  • 飲み物・軽食
  • 防寒(夜は冷えやすい)
  • 滑りにくい靴(登山靴または同等)


“火を鎮める”という言葉が、抽象ではなく体感になります。観光というより、静かな登拝。

愛宕神社「千日詣り」 

住所:京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
公式サイト:http://atagojinjya.jp
時期:7月31日夜から8月1日早朝


2)京都|上賀茂神社「賀茂競馬(くらべうま)」:雅な装束で駆ける“馬の神事”

「馬」をテーマにするなら、京都の賀茂競馬は外せません。
速さや勝負というより、儀式としての美しさが記憶に残る神事です。

見どころ

  • 装束の色と所作の端正さ
  • 観客のざわめきが一瞬消える“間”
  • 馬の息づかいが近い距離で感じられる空気

上賀茂神社「賀茂競馬」

住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
公式サイト:https://www.kamigamojinja.jp/
時期:例年5月5日(賀茂競馬)


3)京都|藤森神社「駈馬(かけうま)神事」:迫力で“馬”を浴びる一日

藤森神社の祭礼で行われる駈馬神事は、迫力寄りの馬神事。
馬が疾走しながら妙技を見せ、会場全体の温度が一段上がります。

見どころ

  • 走る音、風圧、観衆の息のそろい方
  • “見せ場”の瞬間だけでなく、始まる前の緊張感

安全のための基本

  • 前方へ割り込まない/無理なローアングルはしない
  • フラッシュは避ける
  • 係員・案内表示を最優先

藤森神社「駈馬神事」

住所:京都府京都市伏見区深草鳥居崎町609
公式サイト:https://www.fujinomorijinja.or.jp/
時期:例年5月5日(藤森祭・駈馬神事)


4)三重|多度大社「上げ馬神事」:坂を駆け上がる馬に、祈りの緊張が宿る

多度大社(たどたいしゃ)は必ず入れたい——その理由が、現地に行くと分かります。
上げ馬神事は、“登る馬”という一点に、祈りと緊張が凝縮されたような時間です。

見どころ

  • 駆け上がる前の静けさ
  • 走り出す瞬間に変わる空気
  • 観衆の声と、祈りの感情が混ざる独特の温度

旅のコツ

  • 当日は混雑しやすいので早めの行動が安心
  • 撮影は安全第一。立入制限や案内に従う
  • 「馬の神事」の中でも特に“張り詰めた空気”を体験したい人におすすめ

多度大社「上げ馬神事」

住所:三重県桑名市多度町多度1681
公式サイト:https://www.tadotaisya.or.jp/
時期:例年5月4日・5月5日(多度大社例祭・上げ馬神事)


5)静岡(浜松・天竜)|秋葉山本宮秋葉神社:火の年に、火まつりへ

火の年に火まつりへ行く。いちばん素直で、いちばん強い旅です。
冬の冷気の中で見る火は、派手さよりも“芯”として残ります。

見どころ

  • 真冬の山で立ち上がる火の熱
  • 息が白いほど、光が際立つ
  • 「火=怖い」から「火=あたたかい」へ戻る感覚

旅の準備

  • 防寒(特に手先・足先)
  • 夜の移動になる可能性を想定して帰路を先に組む

秋葉神社

住所:静岡県浜松市天竜区春野町領家841
公式サイト:https://www.akihasanhongu.jp/
時期:毎年12月15日・16日(火まつりは16日夜)


6)和歌山|熊野那智大社「那智の火祭り」:水と火、両方を敬う

那智の火祭りは、“火”の勢いだけで押し切らないのが魅力です。
滝の水があることで、火が「熱狂」ではなく「祓い」として立ち上がります。

見どころ

  • 大松明の火で浄められていく感覚
  • 参道に漂う煙と、湿度のある空気
  • “強いのに荒々しくない”火の時間

合わせて楽しむ

  • 那智の滝と熊野の道を歩くと、旅の密度が一段上がります。

熊野那智大社「那智の火祭り」

住所:和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
公式サイト:http://www.kumanonachitaisha.or.jp/
時期:毎年7月14日(那智の扇祭り/那智の火祭り)


7)福岡(久留米)|大善寺玉垂宮「鬼夜」:年始に“火”で整える

一年の始まりに火を浴びる。これは、かなり強いリセットです。
年明けの空気がまだ柔らかい時期に、身体の芯に火が入る感覚があります。

見どころ

  • 夜に向かって濃くなる火の存在感
  • “祈り”がイベントではなく、生活の延長として見える

旅のコツ

  • 冬の夜は冷えるので防寒必須
  • 人の流れができるため、歩きやすい靴が安心

大善寺玉垂宮「鬼夜」

住所:福岡県久留米市大善寺町宮本1463-1
公式サイト:https://tamataregu.or.jp/oniyo
時期:毎年1月7日(午後〜夜 ※年によって時間変更の可能性あり)


8)京都|鞍馬の火祭:秋の終わりに、京都で“火”を締める

京都で“火の年”を締めくくるなら、鞍馬の火祭ほど象徴的なものはありません。
火の音、掛け声、闇と光のコントラストが、強く残ります。

見どころ

  • 松明の火が近い距離で迫る圧
  • 夜の山里に広がる、非日常の熱
  • 旅が「記録」ではなく「体験」として刻まれる感覚

注意

  • 混雑しやすいので早めの入場・導線確認
  • 撮影ルール・立入制限は必ず守る(安全最優先)

鞍馬の火祭

住所:京都府京都市左京区鞍馬本町1073
公式サイト:https://www.yukijinjya.jp/
時期:毎年10月22日(鞍馬の火祭)


丙午旅の組み方|目的別モデルコース

A)「馬の年」を最大化|5月の“馬神事”3日ルート(京都+三重)

  • Day1:京都(賀茂競馬)
  • Day2:京都(藤森の駈馬神事)
  • Day3:三重(多度大社・上げ馬神事)
    ポイント:京都の“雅”→迫力→多度の緊張感。馬の表情が立体的に見えてきます。

B)「火」を静かに受け取る|夏の夜・愛宕登拝(京都)

  • 夜:愛宕神社(千日詣りの時期を狙う)
    ポイント:観光というより“登拝”。旅が祈りに近づく。

C)「火」を派手に浴びる|冬の秋葉(静岡)

  • 夕方〜夜:秋葉山本宮秋葉神社(火まつりの時期)
    ポイント:寒いほど火が映える。写真も強い。

よくある質問

Q1. 丙午の迷信、気にした方がいい?
A. 旅としては「怖がる」より、火や馬の文化を敬意をもって体験するで十分です。気持ちが落ち着く場所に行くこと自体が、旅の価値になります。

Q2. 行事の日程は毎年同じ?
A. 固定日に近い行事もありますが、運営都合・天候等で変更の可能性があります。必ず直前に公式発表をご確認ください。

Q3. 子連れでも行ける?
A. 多くは可能です。ただし愛宕は登拝なので体力と装備前提。火まつりは夜間・混雑になりやすいため、無理せず“後方から雰囲気を楽しむ”のもおすすめです。

Q4. 撮影はしていい?
A. 場所によります。撮影禁止や立入制限がある場合もあるため、現地の案内と係員の指示を最優先してください。


まとめ|2026年は、「火」と「馬」に会いに行こう

丙午は、火の気が強い年として語られてきました。
だからこそ2026年は、火伏せで整え、火まつりで祓い、馬の神事で背筋を伸ばす。
そんな旅が似合います。

派手な開運よりも、祈りが残る場所で、自分の歩幅を取り戻す旅
2026年におすすめした旅のスタイルです。

皆さんも2026年らしい、素敵な旅を楽しんでみてください。

kohei

2022年10月〜2024年3月、日本全国47都道府県を車中泊で巡る旅を実施。
旅の途中で出会った300名以上の人々の笑顔をカメラに収め、写真と言葉で「その人らしさ」を切り取ってきました。
現在はニュージーランドを拠点に活動中。
南半球の豊かな自然やローカルの暮らし、旅の中で出会う“心が動く瞬間”を、写真と文章で発信しています。

Follow
シェアする
タイトルとURLをコピーしました