この記事は、「旅 × 写真 × 自分らしい働き方」をテーマに運営するKOPPICの写真カテゴリ第一弾。カメラ初心者から旅写真を仕事にした僕が、“旅とカメラ”がどれだけ心に残る存在かを、自分の体験から綴ります。
💡この記事はこんな人におすすめ
- これからカメラを持って旅に出たい人
- 旅の記録をもっと丁寧に残したい人
- スマホ撮影からステップアップしたい人
- 写真と言葉で旅を残したいと思っている人
写真は「旅の記録」以上のものになる

旅の途中でカメラを構えると、自然と集中力が高まります。音や風、空気の匂いまで敏感に感じるようになって、「今この場所にいるんだな」と実感できるたりします。
特に旅先では、日常にはない風景や出会いがあります。
その瞬間を写真に残すことで、ただの記録ではなく、感情や空気感まで閉じ込めた「記憶のかけら」になると僕は思っています。
写真って、数年後に見返したとき、そのときの自分の気持ちまで思い出せたりしませんか?
シャッターを切った場所の温度、聞こえていた音、ちょっと緊張していた気持ちさえも、写真がそっと引き出してくれます。
カメラが旅の感動を深めてくれる
カメラを持っていると、「次はどこを切り取ろう?」と考えながら旅をするようになります。
目的地までの道もただの移動じゃなくなって、光を探したり、影の形に目がいったり、まるで宝探しをしているような気分になるんです。
僕の場合、予定通りの観光地よりも、たまたま通りかかった場所で撮った一枚の方が、心に残っていたりします。
そして、カメラは人との距離も縮めてくれます。
「写真撮ってもいいですか?」って声をかける瞬間はちょっと緊張しますが、そこから笑顔が返ってきたり、ちょっとした会話が生まれたり。
写真を撮らせてもらうことで、ただのすれ違いじゃなくて“つながり”が生まれることがあるんですよね。
「写真撮ってくれてありがとう」
そんな言葉をもらったとき、その場所が旅のハイライトになったりもします。
スマホじゃなくてカメラを使う理由
スマホでももちろん綺麗な写真は撮れます。
だけど、僕があえてカメラを持って旅をするのは、“撮るぞ”っていう気持ちが生まれるからです。
カメラだと、設定をいじったり、光を見てシャッターを決めたり、撮るという行為に意識が向くんです。
旅先で朝早く起きて、冷たい空気の中で朝日を待ったり。 夕暮れの光が差し込むまで、その場でじっと待っていたり。
そんな時間が、僕にとって旅の大切な思い出になります。
カメラを通すと、景色だけじゃなく、自分の気持ちの動きも写真に乗っていく感じがするんです。
写真は、旅のあとにそっと寄り添ってくれる
旅って、その時も楽しいけど、帰ってから思い出す時間もすごく豊かだと思うんです。
写真は、その“思い出す時間”をもっと深くしてくれる存在。
僕がはじめて出会った方を撮らせてもらった時のこと、滝を撮影した時のこと、三脚を利用してセルフポートレートを撮った時のこと。
あのときの感情が、写真を見た瞬間にぶわっとよみがえってきます。
それって、写真が“記録”だけじゃなく、“記憶の引き出し”になってるからだと思います。
🗒まとめ|カメラは、旅をもう一度味わわせてくれる

旅とカメラは、本当に相性がいいと感じています。
カメラがあることで、景色の見方が変わるし、人との関わりも生まれる。 そして、帰ってからももう一度、旅を味わわせてくれる。
スマホが「日常を記録する道具」だとしたら、 カメラは「感情ごと残す旅の相棒」なんじゃないかと思います。
これから旅に出る人に、ぜひ言いたいです。
難しい設定なんて分からなくても、カメラがあれば、旅がもっと深くなる。
1枚1枚を、自分の目と心で切り取ってみてください。